お知らせ

【法人】
2021年 新年のご挨拶

2021年1月4日/法人本部

社会福祉法人すみなす会   理事長  村上 友利

  あけましておめでとうございます。
  新年にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
 
  年末年始も新型コロナウイルスの猛威が続く中で2021年・令和3年が始まりました。首都圏の1都3県は、昨年の11月以降、感染者の増加に歯止めがかからず、12月31日に、東京都の新規感染者は1337人と初めて4桁を記録し、神奈川、埼玉、千葉も過去最多の感染者数が確認されました。新年に入っても首都圏の感染者は増加し続け、重症者の増加と相まって医療提供体制の確保は限界に迫っています。
 
  こうした中で、1月2日、1都3県の知事が共同で政府に対して、2回目となる「緊急事態宣言」の発令を求め、これに対して、本日(1月4日)菅総理が所信表明の中で具体的に方向性を示すことになっています。事業者に対する強制力がなく、要請にとどまる「緊急事態宣言」にどれだけ実効性があるのか疑問の声も上がっており、政府からは、まず知事の権限でできる飲食を提供する事業者に対する営業時間の短縮要請を行うことが求められています。
 
  明るいニュースとしては、コロナワクチンの接種がアメリカ、ヨーロッパで本格的に開始され、日本も2月下旬から接種が開始されることが明らかにされました。ただワクチンの安全性や有効性がまだ十分明らかになっていないのが気になるところですが、コロナワクチンが感染拡大の歯止めになることを願っています。
 
  まだまだ先行き不透明な状況が続きますが、すみなす会が今やるべきことは、これまで行ってきた感染防止の取り組みをさらに徹底して行うことしかありません。各事業所において、感染防止の取り組みが適切に行われていることを改めて確認するとともに、改善すべき点があれば直ちに改善しながら、感染防止の取り組みを強化して参ります。

  本年度も残り3か月となりました。職員一同、事業所ごとに再度本年度事業の進捗状況を点検し、最後まで計画通り事業が推進するように一致協力して取り組んで参ります。

                            理事長 村上友利