すみなすワークスタイル

職員の声

比見 法子さん(令和2年11月入職)
地域支援センター 

仕事の内容は?
グループホームで6人の利用者さんの食事・お風呂・通院・余暇など様々な生活支援をしています。利用者さんたちは「仲良くなりたい」「話したい」とよく話しかけてくださる人が多く、温かいグループホームです。障害のあるなしに関わらず、人は愛情や安心を求めていると感じています。生活支援には、利用者さんと深くかかわる楽しさと、意外な一面に触れた時の新しい発見があり、人間味に溢れたやりがいのある仕事だと思います。利用者と支援員という枠に捕らわれず、一人の人として寄り添い、信頼関係を築きながら、豊かで安心できる暮しを一緒に作っていきたいと思います。
大切にしていることは?

利用者さんひとり一人のペースに合わせて支援することを心掛けています。中でも、傾聴を大切にしています。豊かな暮らしは、他の人が決めたことや指示ではなく、利用者さん本人の思いの上にあるものです。言葉で表現することが難しい場合が多いので、話をよく聴いて「○○と言いたい?」「○○であってますか?」と確認して支援しています。私自身の主観が入らないようにすること、その言葉がどんな背景や思いから発せられたのかを想像して共感することを大切にしています。

もう一つ工夫していることがあります。それは選択肢をたくさん用意することです。ご自身で選ぶ楽しさや喜びを感じていただけたらと思っています。

すみなす会を選んだきっかけは?

以前から、街で見かける障がいのある人やご家族、福祉に関わる人たちに関心を持っていました。すみなす会は、障がいのある子供を持つ親御さんたちが、障がいのある人も安心して生活できる環境を作りたいと立ち上げた法人であることを知りました。家族のように生活を共にし、利用者さんとの距離も近いグループホームで働きたいと思い応募しました。

これから目標としていることは?
以前勤めていたグループホームで、利用者さん達のために一生懸命に支援している人がいて、ある時はお母さんのように、ある時は親友のように接していました。対人援助の仕事は、人のことを考えて思いやる仕事だと教わりました。私自身も人として成長しなければと考えています。「利用者さんのために」と行動することで、私自身も成長させていただいていると感じています。