すみなすワークスタイル
職員の声

今泉さん(令和6年4月入職)
障害者支援施設 航

仕事の内容は?
知的障害のある方の入所施設「航」で働いています。毎日が変化に富んでいて、一日として同じ日はありません。ご利用者一人ひとり異なる個性があって、やりとりがとても楽しいです。とくにお風呂介助が好きです。お風呂から出てこない人には「一緒に出ましょう~」と声掛けしたり、時間をおいてから誘ったり・・お互いに駆け引きの毎日です。支援に悩むこともありますが、それ以上にこの仕事には魅力と楽しさがあります。ご利用者が出来ることが増えると楽しいし、ご利用者の変化に気づいた時は嬉しい。個性がぶつかり合って喧嘩になることもありますが、皆さんの色々な面を見ていると、いい所もそうでない所も「どう生きていくんだ?」に繋がっている気がします。朝、スタッフルームの所に来て「おはよう」と言ってくれるときは格別に嬉しいです。

どのような職場ですか?
職員同士が互いに助け合うアットホームな職場ですね。先輩は「なんでも言ってね!」と声をかけてくれるので相談しやすいです。学校では福祉を専攻し支援の基礎と理想を学びましたが、現場はご利用者一人ひとり特性が異なるし、それに合わせて対応も変わる。習ったこととギャップがあり、まずは相手をよく観察することが大事だと実感しています。先輩がその人の特性を丁寧に教えてくれるので、一人で悩むことはありません。シフト制で夜勤と日勤、早番などがありますが、ご利用者と一緒にいる時間が長い夜勤が好きです。夜勤をはじめて、業務をより理解できるようになったし、自分一人でも対応できることが増えてきました。ご利用者が、いつか入所施設をでて、地域のグループホームで暮らす時に困らないように、自分でできることは見守る距離感を大切にしています。

すみなす会を選んだきっかけは?
すみなす会は、入所も通所も地域活動ホームもグループホームもあって、ご利用者の地域移行に力をいれている所がいいなと思いました。ご利用者の権利擁護や人権について、皆で考えたり活動しているところも良いと思います。就職活動の時に、航の施設見学をしましたが、理念が自分の考えに近く、自分がそこで働いているイメージを持てたので応募しました。入職して航に配属になりましたが、施設見学で感じた雰囲気のままの職場でした。

就職活動している方に一言おねがいします
施設見学は沢山行った方が良いと思います。法人の考えが自分の考えに近い施設、自分が働いているイメージが持てる施設が良いと思います。障害者施設に就職した専門学校の同級生がいますが、今でも連絡を取り合っています。3人とも仕事が「楽しい!」と言っています。皆、悩みもありますが「この間こんなことがあってさ」と笑い話にして吹き飛ばしています。これが大事な気がします。