すみなすワークスタイル

職員の声

諏訪部さん(令和6年4月入職)

障害者支援施設  航 

どんな職場ですか?
  入所施設 航で生活支援員として働いています。利用者さんも先輩職員も全員女性で、皆さんとても優しいです。入所施設は、その方の暮らしの中の様々な場面で関わることが出来るのでいいなと思います。お風呂でさっぱりしてリラックスしている利用者さんに その日の出来事を聞いたり、食事の時の「ごはん、おいしいわぁ」「全部食べたよ」と満足した表情を見ると「良かったなぁ」と私の気持ちも暖かくなります。利用者さんは、よくスタッフルームに集まってくるのですが、皆さんで会話しているのを見るのが好きです。最近、年の近い利用者さんが私と同じ髪型にしたいと美容院に行って来られたので、二人でおそろいの髪型になりました。とても嬉しいです。
どのように仕事していますか?

 福祉の学校で障害特性や支援の仕方などを学びましたが、現場に入ってみると利用者さん一人ひとり特徴が違って、教科書のようにはいきませんでした。迷うことや分からないこともたくさんあります。コミュニケーションをとるカードはイラストが良いのか?写真が良いのか?利用者さんはどうして機嫌が良いのか?悪いのか?観察と声かけを繰り返し、利用者さん自身の言葉を引き出しながら、通じ合う方法や関わり方を試しています。

印象に残ったことなどありますか?

 入職した最初の頃、利用者さんは先輩職員とは一緒に行動するのに、私の時は動いて下さらないことがよくありました。「○○の時間になったので、絵を描くのを お仕舞いにしましょう」という声かけに「お仕舞いにしない、もっとやりたい」などです。先輩に相談したり、色々と悩んだ末にその方の気持ちを考えることにしました。「そうか、今はもう少し絵を描きたいんだな」「じゃあ時計の針が5にいったら片付けしましょう」そして楽しい気持ちで動けるように「片付けは競争ですよ」と声かけをかえてみました。今ではやりとりもスムーズになり動いてくださるようになりました。その方の気持ちを考える事、その方の好きな事や性格を知ることが大切だと感じています。毎日いろいろな発見や気づきがあって楽しいです。

福祉の仕事を選んだきっかけは?
 家族が病気で入院したとき、ソーシャルワーカーの方に「大丈夫?」と声をかけていただきました。私はまだ子供だったのですが、その方は私の話をとても優しく聴いてくださいました。寂しい気持ちを話して、心が楽になったのを覚えています。「こんな仕事があるんだ。私もやってみたい」と思ったのが福祉の仕事を目指したきっかけです。社会福祉士の資格を取得して相談員になりたい、まずは現場で障害のある人たちの暮らしを知りたいと思い、すみなす会に入職しました。
プライベートはどのように過ごしていますか?
 平日のお休みもあるので、映画を見たり友人とランチやお買い物に行ったりしています。
家でゆっくりしたい日もあるので夜勤明けの日は午前中からおうちで過ごす日もあります。先輩職員から「ここのご飯美味しいよ!」「今度○○に新しいお店ができるみたい」などのお話も楽しいです。今度のお休みに行ってみたいと思います。